文化部等の活動の成果を披露する「校内発表会・作品展示会」が9月7日始まりました。10月9日までのおよそ1カ月間、生徒たちの個性豊かなパフォーマンスと作品群が校内を彩ります。

 例年9月に開催される文化祭が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、校内で発表の場を設けようと企画したものです。〈発表の部〉は家庭クラブ、チアリーディング部、書道部、吹奏楽部、筝曲部、放送部がインターテラスで昼休みに演奏や実演を披露。〈展示の部〉は美術部、漫画同好会、茶道部、写真部、家庭クラブ、ボランティア同好会、生活文化コース、情報コースがそれぞれホールや廊下を利用して作品を展示します。

 スターターを務めた美術部は水彩や素描を中心に展示。芸術コースの美術を選択している1年生は自画像のデッサン約160点を玄関周辺の壁に掲示しましたが、マスク着用の顔、顔、顔が並び、コロナの時代を映す展覧に。生徒たちは「文化祭がないのは寂しいけど、同級生や先生方に作品を見てもらえる機会ができてうれしい」「コロナに負けずに、活動を続けていきたい」などと話していました。美術部に続いて、各部・同好会が持ち回りで発表と展示を行う予定です。