本校特別進学コースから今春、神戸大学法学部法律学科に合格した中村洋仁さんに25日、「難関国立大学進学者特別奨学金」を贈呈しました。
 中村さんは平成30年、普通科進学コースに入学し、2年次から特別進学コースに在籍。課外授業などで得意の数学を中心に成績をぐんぐん伸ばし、3年生になるころから神戸大を志望校に。追い込みの1年間では、コロナ禍の臨時休校中もオンライン学習のマンツーマン指導などで苦手科目を克服し、目標にゴールしました。
 贈呈式では、香川校長が「合格おめでとう。勉学に打ち込むあなたの姿は、他の生徒の模範となるものでした。後輩たちにも良い刺激となるでしょう」と、3年間の頑張りをたたえ、特別奨学金として大学入学金に相当する28万2000円を贈りました。
中村さんは「1年前まで自分が神戸大に合格できるとは思ってもみませんでした。先生方には本当に親身になってご指導いただき、支えていただきました。心から感謝しています」とお礼を述べ、同席した父親の進さんも「高松中央高校に入学してから、中学の時とは見違えるように勉強に集中するようになり、学校で鍛えてもらってるんだなと実感していました」と、御子息の成長に目を細めていました。  
「高松中央高校では勉強のライバルとなる友人にも恵まれ、切磋琢磨することができました」と中村さん。後輩へのメッセージは「この先、勉強でつまずくことがあっても、心強い味方が周囲にいることを思い出してほしい。あきらめずに立ち向かえば、必ず道は開けます」。
将来の目標は検察官。「大学では法律の勉強はもちろん、学園祭の運営などにも携わってみたい」と、間もなく始まるキャンパスライフに夢を膨らませています。