東京オリンピック新体操に出場した本校卒業生の喜田純鈴選手が16日、高松中央高校を訪れ「先生方や後輩の声援が力になりました」とお礼を述べました。
喜田選手は8月6日、新体操個人予選に出場。0・3点差の11位で惜しくも10人枠の決勝進出を逃しましたが、素晴らしい演技で世界を魅了しました。
妹で本校1年生の未来乃さんとともに来校した喜田選手は、出迎えた香川校長や3年間担任だった杉本美智子教諭らから「よく頑張った」「感動したよ」と声を掛けられ、「みなさんから贈っていただいた日の丸の寄せ書きや応援用のTシャツに元気と力をもらいました。ありがとうございました」と感謝を伝えました。
夢舞台での結果については「決勝に進めなかったのは残念ですが、やり切ったので悔いはありません」ときっぱり。この1週間ほどは坂出市内の実家で完全オフの毎日を過ごしたと言い、「10月に北九州市で開催される世界選手権に向けて、練習を再開したい」と、新たな目標へ意欲をかきたてていました。
恩師らとひとしきり会話を楽しんだ後は、記念写真に収まったり、Tシャツとタオルに気軽にサインペンを走らせた喜田選手。在校時と変わらない、明るく気さくな「すみれ(純鈴)ちゃん」の素顔を見せてくれました。