自転車の正しい乗り方やルールなどを学ぶ交通安全教室を9日、高松北署交通第一課の藤井昌平警部補を講師に招いて実施。密を避けるため、放送スタジオから各教室に中継し、生徒たちはテレビで視聴しました。

 

藤井警部補は、自転車が絡む事故の再現映像を使いながら、携帯電話の使用や並走、傘さし運転などの違反行為が重大な事故につながる危険性を強調。自転車に乗る際は、安全に十分配慮するとともに、周囲への気配りとマナーを忘れないでほしいと呼びかけました。

 

また、万一事故を起こした際の行動として①現場を立ち去らない②連絡先を互いに確認③110番通報とともに、保護者や学校に連絡―の3点を指摘。自転車事故で加害者になり、高額な賠償請求を起こされたケースも紹介し、「自転車損害保険に未加入の人は保護者の方と相談してほしい」と話しました。