ボランティア同好会の生徒、担当教諭ら8人が12日、高松市屋島西町の浦生(うろ)海岸を清掃しました。

休日や放課後を利用して高松市内の海辺や学校周辺の通学路で定期的に実施しているクリーンアップ活動の一環。

生徒たちは延長約300㍍の砂浜で空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻などを拾い集めたほか、浜に打ち寄せられた木くず類の下に隠れているプラスチックの破片やガラス片などを火ばさみで丁寧にかき分けて回収。金属探知用マグネットで釘や金属片なども集めました。

初めて海岸清掃に参加した生徒の一人は「予想以上にビニールやプラスチックのごみが多い」と驚いた表情で、「たぶん大半のごみが漂着物。海の中がどうなっているのか心配です。海洋環境問題の深刻さを肌で感じました」と話していました。