「進路選択の軸、早く見つけて」/2年生キャリア学習

 本校と穴吹学園が連携して取り組むキャリア教育・地域人材養成事業の授業が15日、進路決定を控えた2年生を対象に体育館で行われました。

 

 授業ではまず、工業、医療用ガスの製造販売を手がける高松帝酸(高松市)の動画「地元で働く魅力と多様性 地方だから選べた私たちらしいキャリア」を視聴。東京の大手企業からUターンで転職した男性、理系大学院卒のJターン女性ら若手社員3人が同社を就職先に選んだ理由などを紹介し、「地元に貢献したかった」「中小企業は若いうちからいろんなセクションを経験できる」「地方は人の結びつきが強く、それを仕事にも生かせる」など、現在の仕事の内容と絡めて地元企業の良さについて話しました。

 動画を見終えた生徒たちはワークシートに向き合い、「地元企業の魅力がよく分かった」「進路はまだ先の話と思っていたけど早く準備したい」などと書き込んでいました。 

 最後に、コーディネーターの城石果純さんが「選択は重要ですが、やり直しもききます。ぜひ、皆さんの大切にする軸を見つけて、なるべく早く動いてください」と呼びかけました。