10月9日（土）　生活体験発表大会香川県予選会
コロナ禍の中、いろいろな制限を受けながら今年も第69回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会香川県予選会がサンポートホール高松第２小ホールにて無事開催され、県内１５の定時制・通信制課程の代表者各１名が発表を行いました。最優秀賞に輝いた高松高校通信制課程の野口千乃さんほか、各発表者の熱いメッセージに出席した観覧者たち全員が大いに心を打たれました。
今年本校からは、３年生のYさんが出場、「カーテン」という演目で発表しました。彼女は絵を描くことが大好きな、明るくさわやかな女子高生。前籍の高校では、’芸術’というなかなか素人には理解することが難しい大きな壁にぶち当たってしまい、そこから悩んだりしながら学校に通えなくなってしまい本校通信制に転学してきました。しかし今では、親友とちょっとしたことで笑ったり怒られて泣いたり、ときに音楽に合わせて踊って楽しんだりと、様々な感情が交わり合う楽しい学校生活が送れています。1年前とは違い、今はすっかり明るくなった心のカーテン、そして未来に続くカーテンを開けて再び少しずつ歩き出したYさん。今回は残念ながら（というのも少し変な表現ですがあえて）優秀賞でしたが、本当にすばらしい発表でしたよ