2学期の始業式を約1週間後に控えた8月25日,本校卒業生2人と特進コース1,2年生による『座談会』をZOOMを通して実施しました。

 

参加頂いたのは,本校特進コースを卒業した以下の2名。

□ 岡山大学 薬学部 薬学科 5回生 杉野 雅也 さん (H29年度卒)

□ 神戸大学 法学部 法学科 2回生 中村 洋仁 さん (R2年度卒)

 

杉野さんは勉強する意義を『自分に自信をつけるため』とし,そのために『バイブル』(=使い倒した参考書)を持つ重要性について言及。「バイブルが試験当日も自分に自信をくれた」と受験の経験を語りました。また現在では『なぜ大学で勉強しているのか』というところにまで思考を巡らせ,「勉強は,最初はやらされるもの。しかし今では人(患者さん)の役に立つために自ら勉強している。大学の勉強や実習は大変だが,つらいと思ったことは一度もない」と笑顔を交えながら話しました。

中村さんは中学卒業から神戸大学法学部に合格するまでの経緯を当時の思い出話とともに披露。「最初は模試の偏差値が50にも届かずとても悔しい思いをした。担任を見返そうと,ある時数学の偏差値が70を超えた。その出来事をきっかけに他の教科にも力を入れ,担任の勧めもあり神戸大学を受験した。かなりビビりながらではあったが無事合格できた」と照れながらも力強く話し,3年間で偏差値20upの成長には現役生たちも驚きの声をあげました。

 

 

また,2人に共通していたのは『仲間の存在』。「ひとりでは受験を乗り切れなかった。たまにはしっかり遊んだり,犬の散歩をしたり,うまく息抜きすることが重要。学友をリスペクトし,大切にしてほしい」と口を揃えました。

 

現役生たちも先輩方に,勉強方法や高校時代の睡眠時間,大学生活のことなど多くの質問を投げかけ,座談会は大いに盛り上がりました。