子ども食堂に役立てて/クッキー収益金を高松市に寄付

 

 本校商業科の生徒と洋菓子店かにわし、J3カマタマーレ讃岐が共同で商品化した「おみくじクッキー」の販売収益金10万円を9日、子ども食堂の運営に役立ててもらおうと高松市に寄付しました。

 「おみくじクッキー」は本校生徒と高松中央高校幼稚園の園児がクッキー表面にプリントする絵柄を考案。絵柄によって、かにわしのスイーツやカマタマーレ讃岐のグッズが当たるおみくじ形式で、昨年12月からかにわし各店などで販売し、510個を完売しました。

 この日は、寄付に伴う感謝状贈呈式が市防災合同庁舎で行われ、商業科3年の堀晴翔さんと芝桃奈さん、かにわしの川西健司代表取締役、カマタマーレ讃岐強化担当兼地域連携リーダーの竹内彬さんらが出席。寄付者として川西代表が「高松中央高校の生徒のみなさんが企画を考えてくれ、高松、香川を元気にしたいとの思いで取り組みました」とあいさつし、大西市長に目録を贈呈。大西市長からは「新型コロナの影響が長引き、子どもを取り巻く環境が一段と厳しさを増しています。そうした中、子ども食堂への応援としてご寄付いただき、大変ありがたい。有効に使わせていただきます」との謝辞と感謝状をいただきました。

 堀さんと芝さんは「SDGsの学習を進める中で、困っている人のために自分たちもできることを実践しようと思うようになりました。少しでもお役に立てることができたとすれば、うれしい」と笑顔で話していました。