延長11回、力尽きる/春季高校野球県大会

 春季四国地区高校野球香川県大会は22日、2回戦1試合がレクザムボールパーク丸亀で行われ、高松中央は延長11回の熱闘の末、4-6で坂出工に惜しくも敗れ、3回戦進出はなりませんでした。

 2回裏、七番松本の右中間3塁打で幸先よく1点を先取したものの、直後の3回表に逆転され、終盤にも小刻みに追加点を奪われる苦しい展開。8回裏に5安打を集中して一挙3点を奪い、4-4の同点に追いつきましたが、延長11回に突き放されました。

 先発の主戦中原は、制球に苦しみながらも最後まで粘りのピッチング。打ち取った当たりがことごとく野手の間に落ちて失点につながる不運もあり、延長戦で力尽きました。

 敗れはしましたが、粘り強さや集中打など攻守に明るい材料も。心機一転、夏の大会に向けて、あすから練習を積み重ねてほしいと思います。頑張れ、高松中央ナイン。

     ▲2回裏、七番松本が右中間へタイムリー3塁打を放つ

     ▼8回裏、三番志度の左前適時打で反撃ののろし 

 

          ▲先制のホームを踏む五番西田

                                             ▲最後まで粘り強いピッチングを見せた中原

                  ▲延長戦で惜しくも敗れ、応援席に一礼するナイン