リーダーシップ、学びと実践/           青少年赤十字トレセン

 創設100周年を迎えた青少年赤十字のリーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)が8月6日、7日の両日、高松市の五色台少年自然センターで行われ、本校からボランティア同好会に所属する1年生の植田夏歩さんと川添真歩さんが参加。さまざまなプログラムを通してリーダーシップを学び、実践しました。

 小・中・高校生合わせて37人が参加。初日は赤十字の活動や献血について説明を受けたあと、ゲーム形式で、状況に応じていろいろな人がリーダーになり、全員で協力していくことの大切さを学び、心肺蘇生法やAEDの実技講習も受けました。

 2日目のフィールドワークは、初日に学んだことを現場でどう生かすかのテストです。小・中・高校生混成で班を編成。班別に同センター周辺に設けられた7つの関所を回り、各関所で与えられた課題をメンバー同士で協力してクリアしながらゴールを目指しました。

 植田さんは「災害や事故が起きたときに知っておくべきこと、自分にできることが身についたと思う。班行動では、メンバーそれぞれの発想の違いに気づき、良いところを活用する大切さも分かって、今後のボランティア活動の参考になりました」、川添さんは「赤十字のさまざまな取り組みを知ることができてよかった。特に献血活動は学校でももっと広めていきたい」と話し、二人とも今後の活動に意欲をのぞかせていました。

 運営スタッフとして参加したボランティア同好会顧問の望月綾香先生は「学校の防災活動などの参考になるプログラムが多く、すごく勉強になりました。生徒にとっては良い刺激と経験になったと思います」と話していました。