トルコ被災者支援の募金開始/友好の歴史学び、行動へ

 今年2月に発生したトルコ・シリア大地震の被災者を支援しようと、生徒会が19日、校内で募金活動をスタートしました。3月、生徒会では、活動の一環として日本とトルコの友好関係における歴史について学ぶ機会を設けました。その中で、エルトゥールル号事件、イラン・イラク戦争、東日本大震災等における両国の関係に感銘を受け、是非とも全校生に紹介したいと思い、活動してきました。そして、この度、トルコの紹介・日本との関係性などについての映像を作成し、全校生に向けプレゼンテーションを行いました。また、各HRで日本とトルコについての映像を見て、学びを深めました。

 この日は、生徒会役員らが登下校時にインターテラスなどに立ち、「ご協力お願いします」と呼び掛け、生徒や教職員が次々に募金箱に寄金を入れていました。募金は20日にも行うほか、9月8、9日の文化祭でも来場者に広く協力を呼び掛ける予定です。

 生徒会副会長の岡野叶菜優さんは「学習を通じて、トルコと日本の関係をよく知ることができ、私たちもなんとかお役に立ちたいと思いました。みんな、たくさん協力してくれて、うれしい」と話していました。

トルコの国柄や日本との友好の歴史などを校内テレビ放送で紹介した生徒会