「おいしい」「かわいい」/共同開発のスイーツ、校内で販売

 商業科2年2組の生徒が「商品開発と流通」を学ぶ一環として、穴吹パティシエカレッジと共同開発したスイーツを23日、校内で初めて販売しました。

 生徒が味や形、価格、パッケージの意匠などを提案。カレッジの学生が生徒と意見交換しながら試作を重ね、完成にこぎつけました。出来上がったスイーツはマカロン(4種類)、フィナンシェ(3種類)、クッキーで、1個200円(クッキーは3枚入り)。

 販売は昼休みにインターテラスで行われ、生徒、教職員が次々に訪れて購入。さっそく口にした生徒からは「おいしい」「かわいい」などの声が上がり、上々の反応でした。

 マカロン班の増田楓さんは「クリームにこだわって4種類作っていただきましたが、こだわりすぎると予定価格を超えてしまう悩みもあって…。コストと販売価格との折り合いや作ってくれる人とのコミュニケーションの取り方など、すごく勉強になりました」と話していました。

 本校と穴吹専門学校グループは令和3年、文科省が推進する高校・専門学校連携事業で提携。授業や総合的探究でさまざまなプログラムに取り組んでいます。