きょう創立記念日/125周年、思い新たに

 きょう4月25日は本校の創立記念日。1899(明治32)年に県内初の女子私立学校、高松和洋技芸女学校として産声を上げてから125の年輪を刻んだことになります。1限目、全校生が体育館に集まり、先輩方が築いてきた伝統に思いをはせながら、125周年の節目を胸に刻みました。

 はじめに香川校長が、創立者である児嶋虎三郎・瀑夫妻の女子教育に注いだ情熱や、高松空襲で全焼した校舎の再建のため生徒が瓦礫を懸命に片付けたエピソード、戦後の校名や校舎の変遷などを紹介。「先人の思いを受け継ぎ、さらに発展していくために、校訓の誠実、勉励、礼節や人間力の育成を常に実践し、みんなで高松中央高校の新しい歴史をつくっていきましょう」と呼びかけました。

 このあと、創立125周年を記念して製作した動画を視聴。旧木造校舎のたたずまいや、かつての部活動の様子などが次々にスクリーンに映し出され、生徒たちは興味深げに見入っていました。

 本校は今年、創立125周年をはじめ、現在の校名に変更し普通科を男女共学にしてから50年、特別進学コース創設20年の節目を迎えました。より良い教育を目指して積み上げてきた改革の歩みのうえに、今この時、校史の1ページを私たちが書き加えている。そんな思いを新たにした一日でした。