商業科3年生情報コースのプログラミング授業を今年度から高松大学と連携して進めることになり、キックオフのオリエンテーションが15日行われました。
授業を担当してくださるのは経営学部の浮穴学慈教授。専門は分散アルゴリズムで、毎週2回、3年生28人の授業をサポートしていただく予定です。
浮穴教授は、企画→設計→プログラミング→動作確認→完成と進むプログラミング作業の手順が「料理や作文、建築など世の中のいろんなものに似ていて、プログラミングの力がつくと他の力もつきます」と指摘。プログラミングの学習の仕方について要点を話した後、「きょう勉強した内容を、家族に伝えてみましょう。伝えるべきことを言葉にする、ということはプログラミングに似ています。家族がどんな反応だったか、次回の授業で聞かせてください」と最初の宿題を出しました。
大学教授との初顔合わせで当初は緊張気味だった生徒も、浮穴教授のジョークも交えた分かりやすい話の内容に引き込まれ、積極的に質問するなど活気のあるキックオフになりました。
浮穴教授は「まずは基礎を押さえてもらいますが、実習では実際に動くものが出てくるので、それを楽しんでもらえたらと思います。最終的には全商情報処理検定(プログラミング部門)の資格取得につなげてもらえれば」と話しています。