防災教室を21日、校内テレビ放送で1限目に実施しました。例年、9月に火災、11月に地震を想定した避難訓練を行っていますが、新入生入学後の早い時期に座学形式の講習を実施することで、全校生と新任教員も含めた教職員に防災意識を高めてもらうのが狙いです。
防災担当の藤澤先生が、火災発生時、地震発生時それぞれの初期対応や避難行動の際の注意点、校内の避難経路などについて画像や動画を使って説明。震度4以上の揺れを探知する緊急地震速報装置や火災時非常放送を実際に作動させて警報音やアナウンスの内容を確認したほか、災害用備蓄品の種類や保管場所なども周知しました。
今年3月、国は南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を発表。県内の死者数は最大4,400人で前回(2012年)の想定を900人上回っています。また、今年の春は全国各地で住宅火災や森林火災が頻発し、多くの犠牲者が出ました。
発災時に、まず自分の命を守り、大切な人の命も守れる行動を取れるよう、日頃から災害を意識し、備えておきましょう。