弘法大師空海の生誕日とされる15日、高松市築地町の高野山讃岐別院でお大師さんの生誕を祝う法会「あやめまつり」が行われ、本校書道部が書道パフォーマンスでオープニングを飾りました。
書道パフォーマンスは本堂で行われ、はかま姿の部員10人が振り付けを交えながら縦3㍍、横5㍍の紙に全身を使って力強く筆を走らせました。空海にちなんだ「遍照」を大きく題字で記し、空海の壮大な歩みと、自分たちもその生き方に学びたいという思いを7行の短詩形で表現。来場者から盛んな拍手を受けました。
終演後、部長の児玉光瑞葵さん(3年)が作品の主題と、そこに込めた思いを説明。「このような機会をくださり、ありがとうございました。練習期間は2カ月しかありませんでしたが、文字練習や通し練習を日々重ねてきました。私たち3年生はこれで(部活動)引退なので、最後にみんなで思い出を作れてよかったです。ありがとうございました」とあいさつし、部員一人ひとりが出演の感想と謝意を述べると、来場者からもう一度大きな拍手をいただきました。