「コンクールに何度か応募してきたけど、入選は初めて。しかも地元開催の全国大会で自分の作品を見てもらえるので、すごくうれしい」と写真部の植田瑠依さん(3年)。昨年12月の香川県高校総合文化祭写真部門で、355点の応募作品の中から、香川代表として今回の総文祭に出展する5点に選ばれました。
入選作品「夏の華」は、高松まつりの花火を切り取った一枚。手前に道路上の乗用車と街灯、背景に客船のシルエット。一風変わった構図で夜空に咲く大輪の花を浮かび上がらせています。
(植田さんの作品は写真部門開催初日の27日にホームページで紹介できる予定です)
「全国の写真好きの高校生と交流を深めたい」と話す植田さん
自然や街角の風景にレンズを向けるのが好きで、「人物は撮りません」。なぜ? との問いに「肖像権の問題とか、いろいろあるから」。生真面目な性格そのものの答えが返ってきました。「部活動にも熱心で、副部長としてみんなを束ねてくれる頼もしい存在」(顧問の松本教頭)
会期中は、写真部のメンバーと一緒に運営補助に携わるほか、撮影会や生徒交流会にも参加する予定。「撮影会ではプロの写真家の方からいろいろ教わりたい。全国の写真好きの高校生と交流できるのも楽しみです」。
*写真部門 7月27日~31日、香川県立ミュージアムほか