総文祭開幕/筝曲チーム、幕開け飾る演奏

 全国の高校生約2万人が集う第49回全国高校総合文化祭「かがわ総文祭2025」が26日、6日間の日程で開幕。初日は総合開会式、パレードのほか、23部門のうち日本音楽、書道など9部門がスタートしました。

 【日本音楽】筝曲部「緊張。でも、いい思い出」

 日本音楽部門は高松市のレクザムホールで開催され、筝曲の香川県合同チームが参加46チームのトップを切って出演。本校筝曲部の5人を含む5校、29人のメンバーが息の合った爪音を大ホールに響かせました。

 演奏を終えた山本芽依さんら5人は「お客さんがいっぱいで緊張しました。でも、練習してきたことを出しきれたと思う」「筝曲をやる高校生は少数ですが、同じような熱意を持って頑張っている仲間が全国にたくさんいることを実感できて、心強かった」「地元で全国大会に出場できて、いい思い出になりました」と、口々に大舞台を終えた安ど感と達成感をにじませました。

 合同チームを指導してきた福家裕子教諭は「5校の合同編成なので、練習日程の確保も大変でしたが、その中でみんな真剣に練習に向き合ってくれました。きょうはその成果を十分に発揮してくれたと思います」と、生徒たちの頑張りをたたえていました。

  ■本番は撮影禁止のため、演奏の写真はリハーサル時に撮影したものです。